top of page
歴史と旅の記録


春の飛騨路(江馬氏館他) APR,2024
東京から金沢に帰るルートは、高速が繋がってしまった今は長野道で妙高を越えて北陸に入るのが一番早いですが、地図で見ると一目瞭然で大変な迂回ルートです。かつては松本から平湯峠を越えて41号線を北上し富山を目指しました。近年出来た東海北陸自動車道に加えて、将来東西に中部地方を横断...
2024年4月22日読了時間: 3分


上野三碑~ユネスコ世界の記憶 APR,2024
日本には古代の石碑が18基しかないそうですが、そのうち3基(多胡碑・山上碑・金井沢碑)が高崎市の狭い地域に存在しており七年前(2017)にユネスコの『世界の記憶』に登録されました。近辺には四世紀から七世紀の古墳が多くあり、北関東の古代史を探る重要なエリアの一つです。三碑と一...
2024年4月7日読了時間: 4分


小栗上野介忠順詣で MAR,2024
興国寺城主天野康景の稿で取り上げましたが、群馬県高崎市に在る小栗上野介故地を訪ねました。小栗家は家康祖父(広忠)の代から松平家に仕えた譜代の臣であり、子孫は幾つか旗本の家や越前松平家の家臣として明治維新まで存続しました。忠順はその中でも宗家である又一小栗家の出身であり、幕末...
2024年4月3日読了時間: 3分


諏訪~2024年3月
諏訪にはいい温泉があり、酒も美味しく、実家を車で往復する際によく中継地点で泊まってきました。この辺りは中央構造帯とフォッサマグナの交差点にあり、諏訪大社があり、武田氏の興亡これあり、地学・歴史マニアにとっては垂涎の地です。...
2024年3月24日読了時間: 4分


熊谷の旧跡をゆく~幡羅郡衙跡と宮塚古墳 FEB,2024
かつて武蔵国幡羅(はたら)郡と呼ばれていた郡域は、現在深谷市と熊谷市から構成されています。それにしても日本は情緒ある地名をこれまでかなり捨ててきました。私は明治維新の功罪のうち、罪の最たるものは廃仏棄釈と廃藩置県や市制施行に伴う、旧国・郡名等古い地名の喪失だと思います。近年...
2024年2月15日読了時間: 3分


熱海散策、駆け落ちのケーススタディ ~ 2023,DEC
源頼朝と北条政子が逢引きした伊豆山神社は訪れた事が無かったので、熱海の温泉宿に行った際にお詣りさせて頂きました。地図を眺めると、北条氏館と頼朝が幽閉されていた蛭ヶ島の距離は1.5-6kmでたいした距離ではありませんが、この辺りから伊豆山神社は山越えで直線でも15-6kmあり...
2024年2月5日読了時間: 3分


久能山東照宮と駿府城 JAN.2024
暖冬とはいえ、やはり冬は寒いです。晴れた日に思い立ってさっといける場所は既に関東平野は略行き尽くしてますが、静岡はまだ未経験の土地が多いです。片道200km程度あり東京起点だとこの辺りが日帰りで行ける限界だと思います。昨年の大河ドラマは『どうする家康』でしたので、徳川家康由...
2024年1月21日読了時間: 4分


京都紅葉三昧 2023.NOV
昨年は訪れるのが早すぎてやや青葉が目立った紅葉でしたが、今年は満を持して11月最終週に訪問しました。嵐山祐斎亭、圓光寺、白龍園を予約しましたが、その他思いつくままに訪ねてみました。ピーク時の京都は先ずは”宿の確保”が重要ですが、観光客は多いものの来てしまえば何とか満喫できる...
2023年12月11日読了時間: 2分


アラスカ ハイウェイ 2012年6月
当時大型シェールガス開発案件の買収を行い、頻繁にカナダを往復していました。開発鉱区に一番近い町はドーソン・クリークといい、アルバータ州との州境近い内陸部にあり、カルガリーから小型ジェットで1時間半程度のところにあります。...
2023年12月3日読了時間: 1分


バージェス 2014年9月
日本史ではなく地球史の話です。かつて豊富な埋蔵量を誇るカナダのシェールガスを、太平洋を越えてLNGで輸出しようというプロジェクトに携わってました。 我々の拠点はカルガリーに有りましたが、近隣には有名なリゾート地バンフがあります。そこからレイクルイーズ経由数時間山を登り、カン...
2023年12月3日読了時間: 2分


総持寺祖院と過疎化 2023年4月
家族と和倉温泉で逗留した後、総持寺祖院を訪れました。総持寺は明治三十一年の大火を契機に現在の横浜市鶴見区に新設移転し、旧総持寺は総持寺祖院と呼ばれています。大火が有ったとはいえ、再建された上での横浜への移転であった為、総本山としての威容と風格は十分感じられます。曹洞宗ファン...
2023年12月3日読了時間: 3分


古河公方館 2020年11月
源氏にとって鎌倉は大変由緒ある土地です。前九年の役で活躍した源頼義は平直方の婿になりますが、その縁で東国の拠点として鎌倉の屋敷をもらいました。彼は東北から凱旋した帰りに、石清水八幡宮を勧請し由比八幡宮を造りますが、これが後の鶴岡八幡宮となります。その後義朝はここで屋敷を持ち...
2023年12月3日読了時間: 2分


芝山古墳とユダヤ人 2020年6月
関東平野をうろうろしていると、何と古墳の多いことか。聞けば近畿地方より関東の方が多いらしく、ものの本では古代日本の人口は西より東の方が多かったとのこと。藤原氏の祖、中臣鎌足の父は鹿島の神官だったそうですし、東日本の古代史を知る事が日本の古代を知るヒントになるのかもしれません...
2023年12月3日読了時間: 1分


上野の真田三城 2022年6月
梅雨の合間に上野北部で展開する真田の城を走破しました。『真田丸』はヒューストン駐在時に観てましたが、名シーンが幾つか蘇りました。真田は不幸にも武田・上杉の二大勢力に挟まれてましたので、独自に拡げられる土地はここしか有りません。...
2023年12月3日読了時間: 1分


信濃の二塔 2015年7月
北条義政(1243―1282)は執権義時の孫で北条氏の公達として連署まで上りましたが、急に出家し領地の塩田(現長野県上田市)に引き籠もりました。以後彼の家系は塩田流北条氏と呼ばれますが、鎌倉陥落時(東勝寺の乱)には一族で幕府方に駆け付け、北条一門と共に自害し滅びました。いざ...
2023年12月3日読了時間: 1分


秩父三峯神社 2023年5月と椋神社 2023年11月
私が住んでいる西東京エリアから車で秩父に行く時は関越道経由か、青梅から都道・県道を走る二択になります。山道が好きなので急がない場合は後者を選びますが、清流や長閑な集落の景色で癒されます。 秩父は旧くは知々夫と書き、古代知々夫国造の支配下にあり大和朝廷に従属した支配者がいたも...
2023年12月3日読了時間: 3分


称名寺(金沢流北条氏菩提寺) 2023年8月
間違った情報を一度覚えてしまうと、後々恥をかく事がよく有りますが、私は長らく金沢文庫を“かなざわぶんこ”だと信じてましたが、かねさわか、かねざわが正式な様です。 現在県立金沢文庫は称名寺の脇に建っており、未だ貴重な収容物が多数保管されてます。北条氏滅亡以降は称名寺がこれらを...
2023年12月3日読了時間: 2分


奥の近道 2015年5月
ゴールデンウィークは東北に行こうと思い当初何をテーマにしようか迷いました。大和朝廷の東北制覇事業にしようか、前九年・後三年にしようか、はたまた戦国の群雄割拠か、、、と考えているうちに松尾芭蕉になりました。高速道路で動くので奥の近道だなと表題を付けたものの、東北はやはり広いで...
2023年12月3日読了時間: 4分


京都源氏物語探訪 2014夏
2014年7月、会社の長期休暇制度を利用し3週間余り京都に滞在しました。休暇制度はリフレッシュ休暇と呼ばれており、連続4週間まで取れる有給休暇です。滞在先は二条城の北にある町屋を選びました。時間も有る事だし極力徒歩で京の古い痕跡を確かめたいと思い歩きましたが、真夏の京都はや...
2023年12月3日読了時間: 5分


沖縄の百名城 2023年8月
百名城めぐりのスタンプを集めてらっしゃる方は多いと思います。私もこれまで半分くらいは足を運んでいると思いますが、スタンプを押し始めたのがつい最近で、積極的に押す機会見つけては楽しんでいる次第です。 家族旅行で沖縄に行くこととなりリゾートホテルに癒されにいったわけですが、実態...
2023年10月18日読了時間: 4分
bottom of page