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歴史と旅の記録

飛騨高山 ~APR,2025~
昨年は古川の宿を取り桜を楽しみましたが既に散り始めていた事もあり、今年はやや早く高山で宿を取りました。今回は飛騨三大桜と称される『西光寺の枝垂桜』『荘川桜』『飛騨一宮の臥龍桜』を拝むべく気合を入れてました。平湯峠(標高千四百メートル)を越える際に小雪が舞う程寒かったので嫌な...
12 分前読了時間: 5分

入間の桜 ~APR,2025~
入間市にあるゴルフクラブのメンバーになっており同市にはよく通ってますが、どういう地域なのかよく知らない事から花見かたがた散策してきました。桜は散り始めてますが、桜吹雪に当たりながらの散歩も気持ちいいですね。ビール片手にといきたいところですが、車で動いてますのでカフェラテ片手...
4月11日読了時間: 4分

高天神を制するものは遠州を制す ~ MAR,2025 東遠の城めぐり~
御多分に漏れず、私も3年程前から百名城、続百名城のスタンプを集めてます。スタンプを押せる場所では、嬉々としてスタンプ帳を拡げるおじさんの姿をよく見かけますが(自分を含め)、立地は全都道府県に跨ってますので暇とお金が無いとなかなか捗らない贅沢な趣味です。中には中世から残る山城...
3月27日読了時間: 4分

修禅寺のカンザクラ ~MAR,2025~
今更ではありますが、町の名前が修善寺であり、お寺の名前は修禅寺になります。元々空海が建てた真言宗寺院だったものが、鎌倉時代に臨済宗に改宗され禅を入れたという説もあるようで定かではありません。この町で源頼朝の弟(範頼)と次男(頼家)は幽閉され殺されました。...
3月21日読了時間: 3分

河津の大伽藍『那蘭陀寺』 ~MAR,2025~
河津桜を観るつもりで伊豆の宿を取りましたが、全くタイミングがずれていたようで河津川沿いの桜は略散っていました。出鼻を挫かれ何処に行こうか車を走らせた矢先に、仏像展示館を示す標識が有り、「伊豆ならんだの里 河津平安の里仏像展示館」に導かれました。奈良時代から始まる大伽藍のお寺...
3月20日読了時間: 3分

館林 ~ Mar.2025 ~
館林は12世紀初頭、藤原秀郷の末裔(佐貫氏)が佐貫荘として立荘したのが由来ですが、室町期には赤井氏が領主となり現在の館林城の原型が造られました。戦国時代には上杉・後北条氏の激戦エリアに在りましたが、秀吉の小田原平定の後、家康の関東入部により徳川四天王の一人榊原康政が同城に入...
3月13日読了時間: 3分

東国三社詣で ~FEB,2025~
忍潮井と息栖神社 鹿島神宮、香取神宮、息栖神社の三社は東国三社と称され、江戸時代には三社詣が随分流行った様で松尾芭蕉、小林一茶、十返舎一九、渡辺崋山他多くの文人墨客が訪れました。自分も行かねばと愚考した次第です。何れも古代からつながる長い歴史が有りますが、気軽に江戸から観光...
2月21日読了時間: 4分

「べらぼう」をどう楽しもうか ~FEB,2025~
NHKという放送局は広く国民から視聴料を徴取しており、それだけ番組編成やドラマのテーマを含め、視聴者層への配慮に相当気を使われていると思います。今年の「べらぼう」は、江戸風俗と政治環境を並行しドラマにしたてており、脚本の技量に感銘を受けながら見てますが、一方でこの作品は見て...
2月10日読了時間: 4分

下野佐野 ~ FEB,2025 ~
中世の関東武士団の由来は、殆どが京の武闘派貴族三派の末裔になります。即ち9世紀に土着した桓武平氏、10世紀に平将門を滅ぼした藤原秀郷(俵藤太)、そして11世紀に活躍した源頼義・義家です。藤原秀郷の末裔は主に下野(栃木県)で展開しましたが、中でも佐野氏は12世紀~17世紀に至...
2月6日読了時間: 4分

藤沢、茅ヶ崎 ~JAN,2025~
小生の住む国立(立川・国分寺)エリアから中央・圏央道を伝って70km程下りると湘南地域に届きます。圏央道は相模原から茅ヶ崎に至るまで略相模川に沿って走りますが、この川の源流が山中湖だという事は余り知られてないかもしれません。山梨県では桂川と呼ばれますが、大量の富士山の伏流水...
1月31日読了時間: 4分

文豪旧宅散策(文京区)~JAN,2025~
今で言うところの“推し活”になるかもしれませんが、明治の文豪旧宅跡を徘徊してまいりました。100年も経ち故人になればストーカーにはならないでしょう。学生時代は小石川の学生寮に住んでいたので、土地勘は有ります。とはいえ40年近く経っており、街の変化を心配してましたが文京区は案...
1月22日読了時間: 4分

高崎の古墳散歩 ~ JAN,2025
高崎市南部にある綿貫観音山古墳は奇跡の未盗掘前方後円墳です。発掘作業は昭和四十二年に始まり、膨大な数の埋葬品が出てきましたが注目されるのはヤマト王権との関連性と東アジア(中華王朝の北魏、北斉、朝鮮半島)との深い交流でした。時代は6世紀後半の古墳時代後期にあたり、継体天皇(応...
1月16日読了時間: 4分

沼津の源平物語 ~DEC,2024~
どこから眺めた富士山が一番美しいのか静岡派と山梨派に意見が分かれる様ですが、内浦湾から臨む景色はなかなか味わい深いです。富士山は淡島と本土の間に聳えてますが、手前から駿河湾、沼津市街、愛鷹山と富士山が直線で並び、300年前に大爆発した宝永の噴火口がぽっかりと口を開けています...
2024年12月22日読了時間: 4分

文化人の終の棲家(青梅) ~DEC,2024~
少し早めの冬の到来となり、東京は乾燥した晴天が続いてます。青梅の御嶽神社は“登山”のイメージが 有り従来敬遠してきましたが、最近ケーブルで登れる事を知りいそいそと出かけて参りました。とはいえ到着駅からは更に急峻な階段や坂道を登る事となり、安易に霊験を拝む考え方を反省した次第...
2024年12月14日読了時間: 3分

橿原散策 ~NOV,2024~
橿原神宮は大和三山の畝傍山の麓に在り初代神武天皇が祀られてますが、その創建は明治二十三年と新しいです。又そこから畝傍山の山裾を1.5km程北上すると、神武天皇陵がありますが、こちらは幕末に孝明天皇が古代の小高い円墳を神武陵と比定し陵墓を整備しました。日本書紀では「畆火山の北...
2024年11月24日読了時間: 5分

震災後の七尾(がんばれ能登) ~ NOV,2024 ~
元旦に起きた震災から一年が経とうとしてますが、和倉温泉には加賀屋を含め二十一軒の旅館がある中で、未だ四軒しか再開されていないとのことです。当地は震源地から直線で60km以上離れているにも関わらず、未だビニールシートが掛けられている家屋も多く、道路・公共施設の復興には時間がか...
2024年11月19日読了時間: 4分
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